現在格安SIMフリー機として大人気の、ASUS ZenFone2 LaserとHUAWEI P8liteについてスペックの比較をしてみました。
Zenfone 2 Laser(ZE500KL) | P8lite | |
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実際の価格 (2015/08/28時点の最安) |
税込29,400円(Joshin)←価格.com最安よりも安いです | 税込27,792円(ムラウチ) |
OS | Android 5.0.2 Lollipop ZenUI |
Android 5.0 Lollipop Emotion UI 3.1 |
カラー | ブラック/ホワイト/レッド | ブラック/ホワイト/ゴールド |
サイズ | 高さ:約143.7mm 幅:約71.5mm 厚さ:約3.5 mm ~ 10.5 mm |
高さ:約143 mm 幅:約71 mm 厚さ:約7.7mm |
重さ | 約145 g | 約131 g |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 クアッドコア (1.2GHz) |
Hisilicon Kirin 620 オクタコア (A53/1.2GHz) |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 16GB |
ネットワーク | 無線LAN:802.11b/g/n Bluetooth V4.0 |
無線LAN:802.11 b/g/n Bluetooth通信:V4.0+LE |
対応無線規格 | 2G EDGE/GSM:850/900/1800/1900 3G 4G ※SIM1/SIM2同時利用不可 |
2G GSM:850/900/1800/1900 3G 4G ※SIM1/SIM2両方同時にLTE/3G対応不可 |
画面 | 5インチ HD(720 x 1280ドット) | 5インチ HD(720 x 1280ドット) |
インターフェース | カードスロット: microSIMスロット×2 microSDスロット×1 対応SDカード: |
カードスロット: microSIMスロット×1 nanoSIM/microSD共用(排他)スロット×1 対応SDカード: |
バッテリー | 2,400mAh(取り外し可) | 2,200mAh(取り外し不可) |
カメラ | アウトカメラ:1300 万画素 インカメラ:500 万画素 |
アウトカメラ:1300万画素 インカメラ:500万画素 |
センサー | GPS(GLONASS/BeiDou) 電子コンパス 光センサ 加速度センサ 近隣センサ 磁気センサ |
GPS/AGPS/Glonass 電子コンパス 環境光センサ 加速度センサ 近接センサ |
連続待受時間 | 3G:約502.1時間、 LTE:約240.6時間 |
LTE-FDD:約450h WCDMA:約500h GSM:約600h |
連続通話時間 | 3G:約1393分(約23.2h) | WCDMA:約13h GSM:約20h |
防水 | × | × |
NFC | × | × |
SIM/microSD カード挿入方法 |
背面カバーを外してセット | 側面の引き出しにセット |
ナビゲーションキー | 画面外に固定。バックライトなし。 | 画面内でに表示。配置変更可。 |
ボタンなどの配置 | 電源ボタン:上側 音量ボタン:裏側中央 スピーカー:裏側 イヤホンジャック:上側 microUSB端子:下側 |
電源ボタン:右側 音量ボタン:右側 スピーカー:下側 イヤホンジャック:上側 microUSB端子:下側 |
それぞれのよいところ・残念なところ
ZenFone2 Laser (P8liteと比べて)
ATOKがプリインストールされている
やはりこれが一番ではないでしょうか。
P8liteではP7に搭載されていたFSKARENもなくなっているので日本語入力が非常に使いにくいです。
その点、最初からATOKが搭載されているZenFone2 Laserはかなりいいですね!
写真撮影に優れている
レーザーオートフォーカス機能が搭載されているので、薄暗い場所でもすばやくフォーカスが合うようです。
対応する電波の周波数が多い
P8liteに比べて対応する電波の周波数が多いため、よりつながりやすいといえるでしょう。
ですが、P8liteもFOMAプラスエリアに対応しているので、ドコモ系MVNOを利用する場合は変わりはないでしょう。
対応周波数は「主要SIMフリー端末の対応周波数まとめ」の記事でまとめてありますので、よろしければご覧ください。
ナビゲーションキーが固定
ナビゲーションキーが画面の外にあるので、5インチの画面を最大限に活用できます。
ただ、暗いところではナビゲーションキーのバックライトが無いためキーが見えません。
Android5(Lolipop)であるのに、固定のナビゲーションキーのデザイン(例えば、戻るボタンが三角形ではなく曲がった矢印だったりするところ)が以前のままだったりします。
バッテリのもちがよい
P8liteに比べて長持ちしそうです。
対応するmicroSDカードが大容量
P8liteは32GBまで対応であるのに対し、Zenfone 2 LaserはmicroSDXC対応です。
→公式では32GBのようですが、実際にはmicroSDXCも使えるようです。サムスン製128GBが使えたという情報がありました。(ミセス・マジックさん、情報ありがとうございました)
背面カバーがはずすことが可能
背面カバーをはずすことができるので、好みによりあとで色を変えることが可能です。
また、購入時にどの色を選択しても、表側の色が全て黒であるのは残念です。
なので本体背面をキズつけたくない人などで、カバーをつけたいと考えている人(私もそうですが)からすると、色の意味があまりない感じがします。
あと、この端末でカバーをいろいろ探してみましたが、バンパーフレームタイプがありませんでした。端が丸みを帯びているからかもしれませんね。
P8lite (ZenFone 2 Laserと比べて)
オクタコア
実際のところどの程度処理能力に差があるかはわかりませんが、ZenFone 2 Laserがクアッドコア(4コア)に対し、P8liteはオクタコア(8コア)です。
ナビゲーションキーが変更可能
ZenFone 2 Laserではナビゲーションキーが固定されているので配置が変更できませんが、P8liteでは設定により配置換えができます。また、画面内にナビゲーションキーが表示されているので暗いところでも操作しやすいです。
nanoSIMが使える
microSIMのほかにnanoSIMが利用可能です。iPhone5シリーズからの乗り換えにはよいですね。
但し共用スロットのためnanoSIMを利用するとmicroSDカードが使えません。
エリアメール対応?
P8liteにはエリアメールの設定項目があります。
・・・ということは緊急地震速報も受信できるかもしれません。
実際に受信できた方がみえましたら、コメントいただけますとうれしいです。
(追記)エリアメールは非対応のようです。
エリアメールの設定画面については、
「HUAWEI P8lite と Ascend P7 の使用感比較」の記事と、
「HUAWEI P8lite 設定画面集」の記事に記載していますので、よろしければご覧ください。
まとめ
ZenFone2 Laserの方が若干スペックが上かなと思います。
あとはデザインの好みが選定ポイントかなと思います。
背面の丸みを帯びたデザインがよければ、ZenFone2 Laser、
板のようなデザインが好みなら、P8lite というところでしょうか。
また、P8liteの3色は前面の上下(画面の周り)の色がそれぞれ異なりますが、ZenFone2 Laserは全て黒です。
このへんも好みによって分かれるでしょう。
コメント
>> P8liteは32GBまで対応であるのに対し、Zenfone 2 LaserはmicroSDXC対応です。
公式にはそうですが・・・
P8Liteも、SDXC使えます(アプリやFW書き換えも不要で単に入れるだけ)
実際、私はP8で、128GBのサムソン製、超高速タイプ使ってます。
出張や旅行の度に、ほぼ128GB全量書き換えているので(MP3音楽ファイル3千曲+暇つぶし映画20~30本程度)
百回は書き換えて、数千時間は使ってますが、問題が起きたことは無いです。
情報ありがとうございました。SDXC対応していたんですね。
128GBもあれば映画も余裕ですね!
早速、記事の方に追記しておきました。
P8liteのエリアメールに付いてですが
設定項目は有るのですが、通知は来ないらしいです。
メーカー側も、非対応ですと仰ってた様です。
情報ありがとうございます。
P8liteはエリアメール非対応だったのですね・・・残念(>_<)
正し、ZenFone 2 Laserの方は
エリアメールに対応してるらしいですね。
通知形態は、SMSでの通知らしいです。
P8liteの方は、自己責任と言う事で
ROOT化して、キャリアスマホのファイルを引き抜いて
やれば、できない事は無いと思いますが
失敗すれば、スマホ自体使えなくなる恐れが有ると思われます。
これは、やらないほうが無難です。