外付けUSBハードディスクを接続してマウントした際のメモです。
パーティション作成
[shell]
# fdisk /dev/sdb
[/shell]
フォーマット
[shell]
# apt-get install xfsprogs
# mkfs.xfs -f /dev/sdb1
[/shell]
マウント
外付けUSB-HDDを、ファイルシステムXFSで /mnt/usb-hddにマウントする。
[shell]
# mkdir /mnt/usb-hdd
# mount -t xfs /dev/sdb1 /mnt/usb-hdd
[/shell]
アンマウント
[shell]
# umount /mnt/usb-hdd
[/shell]
起動時にマウントするように設定
UUIDを調べる
[shell]
# ls -l /dev/disk/by-uuid
lrwxrwxrwx 1 root root 10 7月 17 23:09 1160736c-1d3b-4e92-8d14-3e1ee72d8447 -> ../../sdb1
lrwxrwxrwx 1 root root 10 7月 15 00:56 21b57bdf-8f29-496e-b9ff-6ee2d8b87f24 -> ../../sda1
lrwxrwxrwx 1 root root 10 7月 15 00:56 84769a20-e63f-4417-9b51-d3ec05e847ba -> ../../sda6
lrwxrwxrwx 1 root root 10 7月 15 00:56 f09f08ab-227d-4238-b084-cc4651222fa9 -> ../../sda5
[/shell]
sdb1のUUIDがわかったので、/etc/fstabファイルに次のように行を追加する。
[code title=”/etc/fstab”]
UUID=1160736c-1d3b-4e92-8d14-3e1ee72d8447 /mnt/usb-hdd xfs defaults,nofail 0 2
[/code]
UUIDの部分は「/dev/sdb1」でもよいが、デバイスが変わった場合に備えてUUIDにしておく。
fstabに記述する際の各項目の内容は次のとおり。
内容 | 例 | |
---|---|---|
1項目目 | デバイス、ラベル、UUID | /dev/sdb1 UUID=1160736c-1d3b-4e92-8d14-3e1ee72d8447 LABEL=/ |
2項目目 | マウント先 | /mnt/usb-hdd |
3項目目 | ファイルシステム | ext2, ext3, ext4, btrfs, reiserfs, xfs, jfs, smbfs, iso9660, vfat, ntfs, swap, auto。auto など |
4項目目 | マウントオプション | auto : 起動時に自動マウント、mount -aでマウント noauto : 自動ではマウントしない atime : アクセスごとにinodeアクセスタイムを更新 noatime : アクセスごとにinodeアクセスタイムを更新しない codepage : 文字コード exec : バイナリの実行を許可 noexec : バイナリの実行を禁止 ro : 読み取り専用でマウント rw : 読み書き可能でマウント user : すべてのユーザにマウントを許可 users : ユーザグループの全ユーザにマウントを許可 nouser : rootだけマウントを許可 owner : デバイス所有者にマウントを許可 sync : I/Oは同期する async : I/Oは非同期でされる suid : SUID、SGIDを有効 nosuid : SUID、SGIDを無効 flush : データを頻繁にフラッシュする nofail : 存在するときはマウントし存在しないときは無視。 defaults : デフォルトマウントオプション(ext4の場合はrw,suid,dev,exec,auto,nouser,async) など |
5項目目 | ファイルシステムをdumpするかどうか | 0:dumpユーティリティでバックアップを作成しない 1:dumpユーティリティでバックアップを作成する |
6項目目 | システム起動時にfsckチェックを行うか | 0:チェックしない 1:ルートファイルシステムでチェックする場合 2:ルートファイルシステム以外でチェックする場合 |