Postfixで転送用メールアドレスの追加や転送先変更をするコマンドを忘れがちなのでメモしておきます。
前提条件
/etc/postfix/main.cfの内容で以下のように定義されてること。
[code title=”/etc/postfix/main.cf”]
alias_maps = hash:/etc/postfix/aliases
alias_database = hash:/etc/postfix/aliases
[/code]
aliasesファイルの編集
/etc/postfix/aliases ファイルを編集する。
[code title=”/etc/postfix/aliases”]
test01: user01
test02: user02,example@docomo.ne.jp
[/code]
1行目:「test01」に送信されたメールをユーザ「user01」に転送する。
2行目:「test02」に送信されたメールをユーザ「user02」と「example@docomo.ne.jp」に転送する。
転送先データベースファイル作成
データベースの作成コマンドを実行する。
[shell]
postalias /etc/postfix/aliases
[/shell]
これにより/etc/postfix/aliases.db が作成される。
Postfixへ反映
Postfixに反映するコマンドを実行する。
[shell]
newaliases
[/shell]
これにより動作中のPostfixに反映される。