UPS(無停電電源装置)Smart-UPS 500(SUA500JB)のバッテリー交換を安く済ませることができましたので、レポしてみたいと思います。
純正品交換バッテリーは23,220円
交換用バッテリーを購入しようと、APC公式オンラインショップを確認してみたところ、
交換用バッテリー「SUA500JB/SUA750JB 交換用バッテリーキット(RBC48L)」は23,220円でした。
Amazonで純正品をさがしてみたところ、16,490円でした。
約2年に一度交換していますが、ちょっと高いですよね。
・・・ということでもっと安く交換できないか調べてみました。
互換バッテリーがよいかも
純正ではないであまりよくないのかもしれませんが互換バッテリーを探してみました。
あまり安すぎるのもよくないのかなと思い、今回は2個セット8,100円のこちらにしました。
こんな感じで1個ずつ箱に入った状態で届きました。
箱から出すとこんな感じで、本体の他に取扱説明書と保証書(6ヶ月)が入っていました。
あと、この箱が入っていたダンボール箱に「不要バッテリー受付のご案内」が入っていました。
送料は負担しなければなりませんが、リサイクル料は無料のようです。
では、バッテリー交換してみましょう!
バッテリー交換手順
準備するもの
交換用バッテリー以外に準備するものとして、梱包用のビニールテープ、マイナスドライバー、ハサミを準備しておきましょう。
前面パネルを外して古いバッテリーを取り出す
まずは前面パネルの側面の上の方を手前に引っ張りながら前面パネルを外します。
すると、こんな感じで内側のカバーが見えます。
次に上部の左右にある白色のつまみを手前に引いて内側カバーを外します。
するとバッテリーが見えます。
バッテリー下から出ている引き出し用のビニールを手前に引くとバッテリーが取り外せます。
左側が今回購入した互換バッテリー、右側が取り外した純正バッテリーです。
見比べるとわかりますが、今回購入したものは接続ケーブルがついていません。
なので、純正バッテリーに取り付けられている接続ケーブルをはずし、今回購入した互換バッテリーに付け替える必要があります。
接続ケーブルの取り外し
純正バッテリーに取り付けられている接続ケーブルを取り外すため、まずはバッテリーの+端子、-端子の接続部分を取り外します。
次に、UPS本体側と接続される端子の部分を取り外します。
両面テープでしっかりと固定されているので、マイナスドライバーを使って少しずつはがしていきます。
勢いよく剥がそうとすると割れてしまいそうなので注意が必要です。
外れました。裏側に貼り付いている両面テープの残りをマイナスドライバでキレイに剥がします。
ちなみに両面テープは残ったままの状態でも使用上問題はないと思います。
互換バッテリーの固定
バッテリーが2台バラバラの状態ですので、ビニールテープで固定します。
このとき固定する際は先ほど外した接続ケーブルを最終的な位置に配置した状態で固定しましょう!
あとで接続ケーブルをセットしようとしたときに、バッテリー間の隙間が無くなりはまらなくなります。
周囲を固定したら今度は下側を固定します。
その後、UPS本体から引っ張り出すときに持つところをつけます。
384氏はこんな感じでつけました。
これがないと、次回バッテリー交換するときに非常に困ります。忘れずにつけておきましょう!
接続ケーブル部品の固定と接続
今度は、接続ケーブル部品をバッテリーに固定します。
最後に、バッテリー側の+-端子4箇所のキャップを外し、接続ケーブルに接続します。
交換用バッテリー完成!
これで交換用バッテリーが完成しました。
左側が接続ケーブルを移植した互換バッテリー。
右側が接続ケーブルを取り外した上体の純正バッテリーです。
本体への取り付け
取り外したときの逆の手順で、UPS本体にバッテリーをセットします。
セット後、特に問題はなさそうです。
純正バッテリーは?
取り外したAPCの純正バッテリーですが、興味があったのでAPCのラベルを剥がしてみました。
すると「PORTALAC」という名前が見えてきました。
GS YUASA の PORTALAC PXL12072 のようです。12V 7.2Ahです。
今回交換したバッテリーは12V 9Ahですので、容量がおおきいですね!
バッテリーの寿命は純正に比べてどうなのかはわかりませんが、お得な気がします。
まとめ
今回の互換バッテリーは接続ケーブルの移植が必要でしたが、面倒な人は純正バッテリーか接続ケーブルがついているものを購入したほうがよいと思います。
ですが、接続ケーブルの移植といっても難しい作業ではありませんので、是非おすすめしたいです。